日本発IoTの未来：ソラコムがグローバル市場で快進撃！

日本発IoT市場のグローバル展開について

ソラコムの玉川憲社長は、日本発のスタートアップとしてのユニークな取り組みを紹介しています。同社は既に売上高の3割以上を海外から得ており、さらにその割合を増やしていく予定です。玉川社長は「150人のスタッフのうち50人が海外のローカルメンバーで、アメリカのチームだけでなく他の国でもソラコムのスピリッツを持って活動している」と述べています。

IoT市場の拡大と生成AIとの連携

IoT市場は現在1兆ドル（約150兆円）規模に達しており、毎年二桁成長を遂げていると言われています。玉川社長は、生成AIの進化とともにIoT市場がさらに拡大する可能性があると指摘しています。「IoTは既に日常の一部となっており、生成AIとの連携で新しいサービスやビジネスモデルが誕生する」と語っています。

スタートアップの難易度と大企業との協業

スタートアップ企業にとって、大企業との協業はビジネス拡大の鍵となります。玉川社長は「大企業の求めることを理解しながら、スタートアップとしての柔軟性を保つ必要がある」と述べています。また、掲示板などでの評判にも注意を払うといいつつも、自分の目指す方向性をしっかりと持つことが重要だと強調しています。

グローバル展開の難しさ

グローバル展開は非常に難しい課題を伴います。玉川社長は「IRフレームワークという学問的な考え方があり、Iがインテグレーション（統合）、Rがレスポンシブネス（応答性）を意味する」と説明しています。Apple社のようにグローバルでワンプロダクトを売るアプローチと、各地域の文化や市場に応じたカスタマイズが求められるレスポンシブネスのバランスが難しいと言います。しかし、ソラコムはあらゆる業界で共通部分を提供する戦略で、その困難を乗り越えようとしています。

視聴者の反応

視聴者の反応は非常に多様であり、「IoT」が話題にされ続けることに対しても否定的な意見が見受けられます。言葉遊びのように捉えられることもあり、企業の言動が饒舌すぎると感じる人もいます。また、企業のIR情報が不足していると感じる視聴者もおり、材料不足を心配する声が上がっています。さらに、ソフトウェアやハードウェアを実際に作っていない点についての批判もあり、まるで携帯電話ショップのようだとの意見がありました。一方で、特定のアプリを推奨する声もあり、バックグラウンド再生が可能で広告なしのメリットを強調しています。

※引用元
チャンネル名：PIVOT 公式チャンネル
動画タイトル：【日本発IoTは世界で勝てるか？】IoT市場は150兆円／3分の1が海外メンバー／グローバル展開の難しさ／生成AIとIoT／スタートアップの難易度が上昇／大企業との賢い付き合い方【ソラコム玉川憲社長】