群馬で第4種踏切廃止の波、生活の利便性と安全性の狭間で議論白熱！

群馬で第4種踏切廃止の動き

群馬県高崎市で発生した痛ましい事故を受けて、市内に21か所ある第4種踏切の廃止が決定されました。第4種踏切とは、遮断機も警報機も設置されていない踏切のことを指し、そのリスクは第1種踏切の2倍弱と高いです。全国的にもこの動きは進んでおり、2021年には総務省が全国の第4種踏切の会について国土交通省に勧告しています。

事故の背景と危険性

第4種踏切は地方を中心に全国に約2400箇所存在し、その多くが生活の一部として利用されています。しかし、そのリスクは無視できないもので、今年4月には群馬県高崎市で9歳の女の子が電車に引かれて亡くなるという事故が発生。これにより地元住民からもその危険性が指摘され、廃止の動きが加速しています。

ゼロリスク信仰への疑問

しかし、一部の専門家や住民からは「第4種踏切を廃止したからといって、安全性が向上するわけではない」との声も上がっています。動画内で指摘されているのは、「廃止すれば、その廃止された場所を勝手に渡る人が増えるのではないか」というリスクです。いわゆる「勝手踏切」が増えれば、ゼロリスク信仰が逆効果になる可能性も示唆されています。

利便性とリスクのバランスを問う

第4種踏切が廃止されると、生活の利便性が一気に低下するとの懸念もあります。商店街への近道や必要な生活の一部として利用している住民が多く、替りの方法がない場合も少なくありません。これに対して、どのように利便性を保ちながら安全性を確保するか、行政の対応が求められています。総務省や国土交通省の動きも含め、今後の展開に注目が集まります。

視聴者の反応

視聴者の間では、第4種踏切の廃止が必ずしも安全性向上に寄与するとは限らないという声が上がっています。一部の視聴者は、お金の使い所とその効果が見合っていないと指摘しており、もっと根本的な安全教育が必要と考えています。また、親の教育の責任を強調する意見もありました。さらに、妙竹林な乗り物の禁止など、踏切以外のリスク要因への対策を求める声もあります。他には、義務教育にサバイバル技術を導入し、リスク管理を徹底するべきだというユニークな提案も見受けられました。

※引用元
チャンネル名：ABEMA Prime #アベプラ【公式】
動画タイトル：【事故】群馬で廃止へ！遮断機と警報器がない第4種踏切…ゼロリスク信仰でいい？利便性とリスクのバランスは？｜アベプラ