危険な『PFAS』が全国の水道を汚染！住民から健康調査と対策を求める声

化学物質『PFAS』の危険性とは？

7月4日(木)のよる9時から放送されたアベプラでは、化学物質『PFAS』の危険性について特集が行われました。化学物質『PFAS』は、一部の川や井戸水から検出され、健康被害が懸念されています。この特集では、立憲民主党が行ったヒアリングや、各地での対策について紹介されました。

『PFAS』は有機不帰化合物の総称で、4000種類以上が存在します。その性質からフライパンのこびり付き防止加工、衣服の防水加工、泡消化剤など多岐にわたる用途に使用されています。しかし、体内に蓄積されることで発がん性や免疫低下などの有害性が指摘されており、全国で問題視されています。

全国に広がる『PFAS』の問題

岡山県では浄水場から『PFAS』が基準値を大きく超えて検出され、町は住民の血液検査を行うことを決定しました。千葉県柏市でも河川から基準値の36倍の『PFAS』が検出されました。また、アメリカ軍基地の排水からも『PFAS』が検出され、政府は全国の水道事業者に水検査結果の報告を依頼しています。

こうした状況に対して、住民からは健康調査や除染対策を求める声が上がっています。また、欧米の基準に比べて日本の基準が緩すぎるとの指摘もされており、早急な対応が求められています。

『PFAS』の健康リスクと対応

専門家によると、『PFAS』は水道水やミネラルウォーターなどに含まれることがあり、その影響がどれほどかは未知数です。浄水器やウォーターサーバーの使用が推奨されますが、完全な除去が難しい場合もあるため、不安の声も多く聞かれます。

例えば、赤ちゃんのミルクを作る際に浄水器付きの水道水を使用している家庭では、その水が安全かどうかに不安を感じることがあります。さらに、海洋汚染の進行により、海産物への影響も懸念されます。

欧州でなぜ極右が台頭するのか？

番組の後半では、欧州各国で極右政党が台頭してきた背景についても議論されました。経済的不安や移民問題、テロリズムへの恐怖などが極右政権の支持拡大に繋がっていると分析されます。特に、移民問題は欧州全体の大きな課題であり、社会に不安をもたらしています。

極右政党が掲げる政策は国民の不安を背景にしていますが、その一方で自由主義や多様性に対する挑戦とも言えます。欧州の政治情勢は今後も注目が必要です。

視聴者の反応

視聴者からは、国境管理の強化と移民・難民政策の厳格化を求める声もありましたが、これが極右的な意見なのかどうか疑問視する声が上がりました。一部の視聴者は「国は国民のためのものであり、移民や難民のためのものではない」と述べ、移民反対の意見が多く見られました。また、極右という言葉が批判的に使われる一方で、左翼の過剰なリベラル政策に対する反発が根強いことも指摘されました。PFASの健康被害については、「日本の基準が緩すぎる」との意見が多数寄せられ、これに対する不安が広がっています。さらには、「PFASに関する情報が不十分で信頼性に欠ける」とする声もあり、多くの視聴者が公正な情報提供を求めています。

※引用元
チャンネル名：ABEMA Prime #アベプラ【公式】
動画タイトル：【アベマ同時配信中】｢化学物質『PFAS』危険性は／欧州なぜ極右台頭？｣ 7月4日(木) よる9時｜アベプラ