スマホ老眼の実態を解明！ デジタル時代の目の健康対策とは？

スマートフォン老眼の実態とは？

エンジニアの弘樹さん（29歳）は、3年前に眼科でスマートフォン老眼と診断されました。日々の生活でスマホやパソコンを多用し、1日平均10時間も使用していたという弘樹さん。彼のケースは決して特殊なものではなく、現代人の多くが「スマホ老眼」に苦しんでいます。

しかし、眼科の平松る先生によると、「スマートフォン自体が老眼の直接的な原因ではない」とのことです。実際には、手元で長時間デバイスを見ることそのものが問題であり、目の筋肉を酷使してしまうことが原因とされています。特に、手元のデバイスを約20cmの距離で見ることが目に最も負担をかけると言います。

目を守るために必要なこと

目を守るために重要なのは、デバイスとの距離です。理想的な目の距離は1mから2mとされており、これに反して手元のデバイスを見続けることが、目の筋肉にストレスを与えてしまいます。平松先生は、「目を守るポイントはズバリ対象物との距離」と強調しています。

現代人はスマホやパソコンが手放せない存在ですが、その使い方次第で目の健康を保つことができます。特に頻繁な休憩を取ることや、デバイスの使用時間を減らすことも重要です。それでも目が疲れた場合は早めに眼科を受診することが推奨されています。

ブルーライトカットの効果と誤解

巷では、ブルーライトカットの効果が注目されていますが、実際には過度の期待は禁物です。「ブルーライトカットって実は効果がない」という声もあり、科学的な証明が待たれています。一方で、スマホ老眼を放置していると、別の目の症状を引き起こすことがあるため注意が必要です。

さらに、3ヶ月以上前の目薬は使わないようにし、常に目の健康に配慮することが求められます。誤った情報に惑わされず、眼科医のアドバイスを参考にすることが大切です。

近視人口の増加、その理由とは？

デジタル時代の到来と共に、近視人口も増加しています。その要因の一つが、長時間に渡るデバイスの使用です。特にリモートワークの普及により、自宅でのパソコン作業が増えたことが影響していると考えられます。

弘樹さんのように、近視を自覚する若者が増えており、その多くがリモートワークやオンライン学習による眼精疲労を訴えています。近視は放置すると症状が進行する可能性があるため、適切な対策が重要です。デジタルデバイスとの付き合い方を見直し、目に優しい生活習慣を心がけることで、目の健康を守ることができます。

視聴者の反応

この動画の視聴者たちからは、ひとまとめにして目を守るための具体的な方法が注目されています。「20分に1回20秒、遠くを見る」といった具体的なアドバイスがメッセージされ、多くの人が目の健康を維持するための実践方法を共有しています。さらに、瞬きを忘れずに行うことやメガネを適切に使用することの重要性も強調されています。平松先生への信頼も高く、「YouTubeの動画、いつも勉強になっています」といった声も見受けられます。また、眼科検査の重要性を訴える声もあり、視力検査だけでなく眼圧や眼底、視野測定を含む健康診断の必要性について議論が広がっています。

※引用元
チャンネル名：ABEMA Prime #アベプラ【公式】
動画タイトル：【目の健康】スマホ老眼って何？みどりは目に良いは誤解？ブルーライトカットの効果は？近視人口なぜ増加？｜アベプラ