米国株市場、プレマーケット急落から奇跡の回復！ ヨーロッパの政治リスクが影を落とす

市場の動きを一目でチェック

2023年6月14日金曜日の米国株市場は、大きな動きが見られました。プレマーケットでは株価が下落していましたが、取引終了に向けて徐々に回復しました。具体的な指数では、ニューヨークダウは-0.15％、S&P500は-0.04％、NASDAQは+0.11％、ラッセル2000は-1.65％と様々な動きを見せました。原油価格は1バレル78.5ドル、金は2347ドルと変動しており、仮想通貨ビットコインは65500ドルで取引されています。また、今日の国債の利回りは10年債が4.2％、2年債が4.7％と異なる動きを見せています。

株式市場と主要銘柄の動向

株式市場全体を見てみると、今日はプレマーケットで急激に下落しましたが、その後取引終了に向けて回復しました。特に、ラッセル2000は弱く、ニューヨークダウが比較的強い動きを見せました。ヒートマップでは、NVIDIAが上昇し、昨日決算発表で10％以上上昇したブロードコムも3％以上上昇しました。また、ソフトウェア企業のAdobeも決算結果が良好で1.4％の上昇を見せました。大型テックを見ると、Appleとテスラは下落しましたが、GoogleとNetflixが上昇し、Microsoft、Meta、Amazonはほぼ変わらない動きでした。

ヨーロッパ発の債務危機の懸念

ヨーロッパから発信されたニュースも市場に影を落としました。とりわけ、フランスでの総選挙が投げかける影響について、ヨーロッパの株式市場全体が大幅に下落しました。ドイツ市場は-1.44％、ロンドン市場は-0.21％、フランス市場は-2.66％、イタリア市場は-2.81％、ユーロ圏全体で-0.97％の下落を見せました。特にフランスの状況は重要で、総選挙で左派連合が勝利する可能性が高まると、EU離脱の可能性が高まるとの警告も出されています。この影響が今後米国市場にも波及する可能性があるため、注視が必要です。

フランスの政治情勢とその影響

フランスのマクロン大統領が6月9日に行われた欧州議会選挙で与党連合が大敗したことが、大きな懸念材料となっています。この結果、総選挙で左派連合が勝利した場合、EUを離脱する可能性があるとの警告が発せられました。さらに、この状況が進展すれば、長期債務危機や格下げ、大量の失業を招く恐れがあるとのことです。ヨーロッパの政治的不安定性が市場に与える影響は大きく、今後も注意深く観察する必要があります。

視聴者の反応

視聴者の多くがOracle決算に関して具体的な意見を述べており、テスラ株への乗り換えを悔いる声もあります。また、毎朝動画をチェックする習慣がついており、導入曲の爽やかさが一日の始まりを良くしているとの意見が多く見られます。ある視聴者は、動画のナレーターの声が良いと賞賛し、好意的なフィードバックを寄せています。

2008年の金融危機後の地政学リスクに関して、欧州発のリスクが多いと指摘し、地政学リスクの影響を重視する意見も見られました。また、視聴者からの「おはようございます」という挨拶や、音楽の爽やかさに対するポジティブな反応も多く見られました。

※引用元
チャンネル名：とも米国株投資チャンネル
動画タイトル：欧州発の債務危機に警戒！ユーロ市場は軒並み下落！【6/15 米国株ニュース】