ポート株式会社、22.5億円で『楽天民衆』買収！成長投資とユーザーベース拡大を狙う新戦略公開

公募増資による成長戦略

ポート株式会社の代表である春日博文氏が、最近の公募増資に関する戦略を語りました。この増資によって既存の借入れを返済し、新たな成長投資に資金を回すことが可能になると述べています。今後の成長を見据えた資金運用が注目ポイントです。

楽天民衆事業の買収の背景

ポート株式会社は、楽天グループが運営する就職活動生向けコミュニティサイト「楽天民衆」を来年度の4月に買収する計画を明かしました。買収価格は22.5億円で、対象事業の売上は約8.5億円です。利益率については具体的な数値は開示されていないものの、一般的なインターネットメディア関連のビジネスと同程度の水準としています。

利益倍率に対する考え方

買収案件に対する利益倍率（営業利益マルチプル）について、春日氏は「シンプルに営業利益マルチプルで見ていない」としながらも、10倍以上になるとコメントしています。この分析方針については、企業価値の本源をどこに置くかが重要であると強調しています。

人材ビジネスの未来

春日氏は「今回のディールにおいて、価値の本源を人材ビジネスとして設定した」と説明しています。特に会員数を重視した評価方法をとっており、今後の収益はユーザー数と一人当たりの売上高に依存するとしています。この戦略により、安定した収益基盤を築くことが期待されています。

ユーザーベースの拡大戦略

ポート株式会社は、今後の成長戦略の一環として、ユーザーベースの拡大に注力する方針です。既存のユーザー基盤をもとに、さらに収益を拡大するための施策が検討されています。この取り組みが成功すれば、企業としての更なる成長が見込まれます。

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※引用元
チャンネル名：M&A BANK
動画タイトル：【話題のディールのその後】M&Aを駆使する上場企業の戦略を深掘り！｜Vol.999【ポート・春日博文代表③】