メキシコペソ大暴落！新大統領シェインバーム氏の勝利で通貨急落、日本の投資家にも影響

メキシコペソの大暴落

メキシコの大統領選挙でシェインバーム氏が勝利した直後、メキシコペソが急激に下落しました。選挙前には1ドル=16.5ペソ程度だったのが、6月12日時点で一時1ドル=19ペソ程度まで急落し、下落幅は13%以上に達しました。メキシコの財務省はドル建国債の早期召喚を行うなど、マーケットを安定させるための措置を講じていますが、依然として不安定な状況が続いています。

日本の個人投資家への影響

メキシコペソは日本の個人投資家の間でも人気で、多くの投資家がFXなどでポジションを持っています。しかし、この通貨の情報はあまり多くありません。大統領選挙後、ペソが売られる動きが続いており、この状況は日本の個人投資家にも影響しています。メキシコの新しい大統領とその政策がどのように展開するかが、今後のペソの動向に大きく関わってくるでしょう。

憲法改正と国家財政の影響

メキシコ大統領選挙で勝利したシェインバーム氏は、ロペスオブラドール大統領の支持を受けています。そのため、憲法改正の可能性が高まりつつあります。ロペスオブラドール政権は既に奨学金や農村補助金の憲法保障など、左派的な政策を推進してきました。これにより国家財政の悪化が懸念されており、財政赤字が拡大する可能性もあります。

司法制度改革と市場の反応

シェインバーム氏は司法制度改革を進める意向を表明しています。この改革案は、最高裁判所の裁判官を国民投票で選ぶというもので、憲法改正が必要となる内容です。この発言を受けて、市場は再びペソを売る動きを見せました。ただし、憲法改正には上院と下院の2/3の支持が必要で、連邦議会や州議会での過半数も求められます。即座に憲法改正が行われるわけではありませんが、左派色の強い政権による政策に対する市場の警戒感が強まっています。

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※引用元
チャンネル名：【世界経済情報】モハPチャンネル
動画タイトル：【メキシコ】通貨ペソが大暴落！新大統領の政策！まだ下落は続くのか！