報酬より命が大事!猟友会がクマ駆除を辞退した真相とは?

クマ駆除辞退の理由は「報酬安すぎ」だけではなかった

北海道東部内町でのクマ目撃情報が急増し、地元猟友会がクマ駆除を辞退したことが注目を集めています。内町では、去年に比べてクマの目撃情報が4倍にも増加。しかし、猟友会の部会長、山口達仁さんの「高校生のコンビニバイト並みの報酬ではやれない」との発言が波紋を呼んでいます。

猟友会の意外な主張「狩猟はスポーツ」

山口さんによれば、猟友会とはそもそも狩猟を楽しむための組織であり、報酬を目的としたものではないということです。狩猟はスポーツであり、「自ら進んで命を危険にさらす必要はない」との強い意志を示しています。

クマ駆除の現実

クマ駆除には、発砲だけでなく複雑な作業が伴います。捕獲したクマの肉体を分析し、検体を提出しなければならないことも多いです。これにも関わらず、報酬は相当に低いものであり、実際には労力に見合わないと感じる猟友会メンバーも少なくありません。

自治体との違和感

山口さんらは、自治体からの補助金や報酬の増額を提案しましたが、受け入れられませんでした。このため、猟友会は駆除への参加を辞退することを決定し、町長宛てに正式に表明しました。

法律の見直しへ

家畜や人への被害を防ぐための法律改正も検討されています。地域や住宅地での猟銃の使用を許可する方針案もありますが、クマ駆除が命がけであることには変わりありません。

駆除活動の今後の展望

内町の町長は猟友会との話し合いを続け、住民の安全を確保する努力を進めるとしています。しかし、命をかけた駆除活動が本来誰に、どのような条件で行わせるべき仕事なのか、再考が求められています。

視聴者の反応

多くの視聴者は、猟友会の主張に対して理解を示し、その労力と危険性に共感しています。また、報酬の低さや自治体の対応について批判的な意見も多く見受けられます。他方で、クマやその他の野生動物に対する対応について、法改正や自衛隊の関与を提案する声もあります。一部の視聴者は、猟友会の活動をただの趣味として捉える見方もあり、報酬に対する意識の差が浮き彫りになっています。全体として、猟友会の活動がもたらす影響とその対価に関する議論が活発に行われています。

※引用元
チャンネル名:ABEMAニュース【公式】
動画タイトル:【クマ駆除辞退】「報酬安すぎ」発言の真相「狩猟というスポーツを楽しんでいるだけ」猟友会の主張|ABEMA的ニュースショー

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